ご挨拶
弊社は創業者の寺政次が昭和12年に飛行機の気化器部品や船灯の製作を手掛ける事から歴史が始まりました。その後戦後の復興の中、新たな資源として台頭し始めたステンレスに注目しステンレス製容器の製造技術を開発し、現在の寺製作所は誕生致しました。
まだ技術が確立されていないステンレス製品創世の時代より約半世紀、数々のお客様のご要望にお応えしようと切磋琢磨し、創業者から二代目社長へと継承しながら邁進した結果、今では食品・製薬・化学あらゆる分野で、多くの企業様より厚い信頼を頂戴するまでになりました。
わたくしどもの技術の源は『お客様の声』だと考えております。疑問、質問、叱咤激励、様々な『お声』を聞かせていただき、そこから何がお客様に対して最善なのかを考え、その答えや思いを製品に詰め込み、その結果としてお客様が満足して戴ければこれ以上の喜びは無いものと思っております。
その積み重ねでお客様から得た信頼を糧に、更なる技術向上を図り、その技術を以て皆様方や社会に貢献する事が出来れば幸甚に存じます。
創業者以来築き上げてきた信頼を守りつつ、更にお客様に満足して戴ける会社になるべく、お客様の『声』と共に、未だ見ぬ未来へと歩んで行きたいと思います。
会社概要
名称
株式会社 寺製作所
所在地
東京都荒川区東尾久1丁目15番3号
創業
昭和12年4月
会社設立
昭和33年1月6日
資本金
10,000千円
営業内容
金属容器製造
上記に付帯する一切の関連事業
役員
代表取締役会長 寺和年
代表取締役社長 寺健次郎
取締役 寺潤一朗
監査役 寺ひとみ
主要取引先
富士フィルム株式会社、大正製薬株式会社、栗田工業株式会社、株式会社クボタ計装、株式会社ADEKA、
ADEKA総合設備株式会社、加賀電子株式会社、青木株式会社、月星商事株式会社
取引銀行
城北信用金庫本店営業部、みずほ銀行尾久支店
敷地
1,170平米
建物
1,230平米(鉄筋三階建1棟他4棟延面積)
主要設備
高圧受電設備 120KVA、200トン油圧プレス 1台、150トンポンチングプレス 1台、へら絞り機 1台、
2000m/mプレスブレーキ 1台、2000m/mシャーリング 1台、パイプ自動溶接機 1台、半自動溶接機 4台、
プラズマ溶接機 2台、プラズマ溶断機 1台、アルゴン溶接機 9台、天井走行クレーン 2台
会社経歴
昭和
12年
4月
寺政次創業。中島飛行機吉祥寺工所の飛行機部品
加工及び日本船灯の船灯を製作
20年
3月
戦災にて消失。石川県に疎開
24年
7月
現在地に工場を復起し、家庭用器物の琺瑯生地を生産
33年
1月
改組し株式会社寺製作所とする
34年
8月
ステンレス製品の製造を開始
40年
7月
生産設備拡張の為隣接地に工場を拡大、変電所を新設
44年
4月
資本金400万円を1,000万円に増資
51年
7月
工場を増設
51年
9月
社長 寺政次、紺綬褒章を受章
57年
12月
創業者が退任し寺紘一が社長に就任
59年
4月
工場を新設
62年
9月
製薬会社向け自動包装機を受注、以降機械装置の製作を始める
この頃よりチタン製容器製造を始め、その後ハステロイ製の容器製造も手掛ける
平成
4年
1月
機械装置組立の為、天井走行クレーン付に一部工場を改築
この頃より自動機械等の設計,製作が増加
12年
2月
20M×10M×10M高の送液プラントを製作、組立、解体、梱包し輸出
25年
5月
寺紘一が退任し、寺健次郎が社長に就任
関連会社
白井ステンレス工業株式会社 代表取締役 寺紘一